ADHD(注意欠如多動性障害)・ASD(自閉症スペクトラム障害)・LD(学習障害)を中心とした学習に困難がある児童は、行動面の問題に比べ、学習面の問題は気づかれにくく、学びにくさへの支援が十分とは言えない状況です。その大きな要因の一つが、学習面でのアセスメントツールの不足でした。
LD-SKAIP(Screening Kit for Academic Intervention Program)は、学力のつまづきの状態と要因を3段階のステップの中で明確にし、その多様な検査結果から、個別の指導計画と教材選定、合理的配慮につながる的確な情報を得ることができます。
iPadを活用した検査であるため、子どもへの負担が少なく、また教示や分析作業の自動化、情報管理システム等により教師への負担も軽減しつつ、効率のよい、一貫した支援が可能となります。
ステップⅡでは、認知機能の偏りと特異な学習特徴でのつまづきを把握するために、「読字・書字・計算検査」「音韻検査」「視覚認知検査」の3つのアセスメントを実施できます。
※所見はステップⅠアプリで確認できます。